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논문 기본 정보

자료유형
학술저널
저자정보
指宿信 (成城⼤学)
저널정보
전북대학교 법학연구소 법학연구 법학연구 통권 제61집
발행연도
2019.12
수록면
45 - 53 (9page)

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2018年9月7日の早朝、九州の北部にある大都市である福岡市に位置する九州大学の構内で火災が発生した。火災が発生した建物は大学院生が使う研究棟であった。火災現場から発見された焼死体は、46歳の元九州大学大学院法学研究科に所属していた男性だった。彼は憲法を専攻しており、9年前に博士課程を退学していたが、自身の利用していた研究室に放火し自殺したとみられていると報じられた。その後、NHKによって「ある研究者の死を追って」というドキュメンタリーが制作され、この男性が自殺へと追い詰められるまでの厳しい生活苦が明らかにされた。博士論文を書き上げられないまま在籍期限を超えて37歳で大学院を退学した彼は、非常勤講師の職を転々としながら細々と研究を続けようとしていたとも報じられている。彼の境遇とその悲劇的な結末は、大学院を修了した若手研究者の就職難を象徴する事件として社会の注目を集め、同時に、分野 · 領域を超えて多くの大学関係者に衝撃を与えた。
この男性が大学院に在籍しそして博士後期課程を退学し亡くなるまでの期間は、ちょうど日本で法科大学院制度が始まり研究者養成の仕組みが大きく変化した時期に重なる。
本稿は、この男性の放火自殺という悲劇的な事件に象徴されるこんにちの日本の法学系研究者養成の実態を踏まえつつ、法学領域における研究者養成に関する現状と課題を報告するものである。

목차

はじめに
第1章 法科大学院制度と研究者養成の変化
第2章 日本における法学研究者養成と法学研究の現状
第3章 日本における法学研究者養成の阻害要因
第4章 解決への道筋
おわりに

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