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本研究では韓国と日本の知識検索サイトの質問-応答の中で「質問」を資料として、談話の開始部と終了部を分析し、両国人の談話行動の特徴について考察した。開始部ではタイトルと前置きの使用様相を、終了部は「質問」において最も核心的な行為要求表明と、行為要求表明の後に「質問」をスムーズに終了するために使われる後置きについて考察した。本稿の考察によれば、開始部における「質問」のタイトルは両国の知識検索の仕組みの違いによる相違点が見られた。また、両国語ともに相手に対する配慮の表れである前置きをあまり使わないで直ちに重要な情報に関する談話を始めることが多かった。韓日両国語ともに重要な情報内容に先立ち使われる前置きの使用は約10%にすぎなかったが、その使用様相を見れば韓国語と日本語は各々の特徴を見せている。韓国語はあいさつと自己紹介のように対人配慮に重点を置いた前置きが多く使われたのに対し、日本語は話題提示や行動表明のように情報伝達の効率を高めるための前置きが多用されている。終了部は肝心な行為要求表明と後置きの構成になっている。相手に対する配慮の現れといえる後置きの使用は韓日両国語ともに約40%の割合を見せており、行為要求表明だけで談話を終了する場合(約60%)より少なかった。開始部の前置きと終了部の後置きの使用様相の分析から両国語ともに不特定多数の人物に対する配慮は積極的に行われていないことがわかった。終了部の行為要求表明として両国語ともに頻繁に用いられたのは情報要求と依頼であるが、韓国語は依頼の方が、日本語は情報要求の方が最も多く使われている。韓国人は相手を配慮した依頼を通じて自分の行為意図の効果をあげようとしているのに対し、日本人は情報要求のような疑問文を用い、自分の行為意図である情報要求の目的を達成しようとしているといえよう。また、後置きの使用様相を分析した結果、韓国語は条件提示、慣用的な依頼が、日本語は追加状況説明、慣用的依頼が多用されていることがわかった。韓国人は日本人より補償提示のような条件提示を通じ、自分の行為意図の達成に積極性を見せているが、日本人は韓国人より追加状況説明、意見提示を通じて効果的な情報を得ようとしていた。
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