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자료유형
학술저널
저자정보
(동서대학교)
저널정보
한국일본어교육학회 日本語敎育 日本語敎育 제56호
발행연도
수록면
269 - 281 (13page)

이용수

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『蜻蛉日記』は、作者道綱母が藤原兼家との二一年間にわたる結婚生活を描いた日記文学作品である。一夫多妻制の許された平安朝の男性中心的な社会において、夫に対し「三十日三十夜はわがもとに」を訴える道綱母の恋はどんなものであったのだろうか。本稿は、同時代の他の作品、『枕草子』『紫式部日記』『和泉式部日記』での「恋」の表現を調べた後、道綱母にとって最大の関心事であり、彼女が強烈に愛した夫兼家との関係を「恋」の表現を中心に考察してみたい。『蜻蛉日記』には「恋」の用例は一六例見られるが、そのうち、作者が兼家に対して「恋」の表現をするのは一例に過ぎない。彼女は、夫を亡くした人や配流された人の妻など、他人や代作で恋の表現を用いることができても、兼家に対して、恋情を率直に表現し訴えることはできなかった。作中で道綱母は相手を恋しく思いながらも、いつも相手を拒むことが多く、自分自身の心のうちを率直に訴えることをしなかった。『蜻蛉日記』の中で作者が兼家に対して「恋」の表現をしなかったり、わずか一例しか見られないことは何を意味するものだろうか。それは、作者が冒頭で「天下の人の、品高きやと、問はむためしにも」と記している結婚生活の真相として、『蜻蛉日記』における恋の表現を通して考えられるのは、彼女の実人生は同じ時代の女性に比べて嘆いているほど不幸なものではなかったのではないだろうか。彼女が訴えているほど兼家との結婚生活が荒廃したものではなかったかもしれないし、もしも、作者が彼の不訪に対する怒りや鬱憤を率直に「恋」を表現し訴えられたら、『蜻蛉日記』という作品は生れなかったろうが、二人の関係はより円満な夫婦関係を保つことができたのではないだろうか。もう一つ、道綱母が兼家を思いつつも、兼家に対し「恋」の表現をしなかったのは、それは兼家への思いが熱いほど、自分自身への愛、すなわち自意識が強すぎたからであろう。それが二人の恋のカタチなのである。
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