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논문 기본 정보

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저널정보
동아시아일본학회 일본문화연구 일본문화연구 제4집
발행연도
2001.4
수록면
423 - 438 (16page)

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大江健三郞の初期作品は、都市に住む知識靑年のありょうを描いた作品群と田舍の少年たちを描いた作品群で分類することができる。この論文で取り上げる「人間の羊」は前者に屬する作品である。「人間の羊」は、終戰から一○年以上の時間が經過したにもかかわらず、いまだアメ リカの半占領ともいえる狀態に置かれている戰後の時代的な狀況を、パスの中における「外國兵」の不思議な暴力というかたちで捉えている作品である。しかし、この作品はこのような時代の樣子に敏感に反座した形で書かれたというものの、「人間の羊」の作品世界でもっともスポットライトを當てているところは、その暴力に對する日本人同士の反座¢食い違いである。そのことをよく代弁しているのが「僕」と「敎員」という人物の關係である。ところが、その人物の中で「僕」は直接的に被害を受けているカえ世の中にその「暴力」を訴えるべきだという「敎員」のほうはむしろその「暴力」に對する無言の「傍觀者」であったという意味で、この小說は物語構成の面で複雜さを見せている。この小說は、「外國兵」と「日本人」、「敎員」と「僕」といった複雜な對立を見せているが、物語は「僕」の「沈默」を軸にして展開されている。ただ、その「沈默」という行爲 は、「英語」と「日本語」という言語的支配關係ゃ、 一人の人物の內面に潛められている 二律背反的な要素、「政治的」 /「性的」イメ一ジをくあいまい〉に保持している「僕」の在り方などがよく呈示されているといえる。つまり、「僕」は實際「從順」な「羊」としてのく沈?〉、そして「犧牲の羊になってくれ」という「敎員」の申し出に對して拒み統ける「人間」としての<沈?>に跨っている存在である。「人間」と「羊」を合わせた唆昧な二重的狀況を「人間の羊」というタイトルが暗示しているように、「僕」はどちらにも明確になることができない存在である。この「僕」の狀態を、なによりもよく表象しているのがそのく沈?〉であり、〈不意の啞〉という言葉である。

목차

Ⅰ. 서론

Ⅱ. 본론

Ⅲ. 결론



日本語要旨

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